心地よい和の趣き
この合掌造りの建物は、今から280年前の享保17年に(江戸時代中期)早川郷の中林集落に建造され、平成23年2月まで、石塚家の大切な住まいでした。
石塚夫妻のご好意により譲り受け、同じく早川郷の滝川原地区に移築し店舗として再建したものです。
建物の大きさは、間口九間半、奥行四間。玄関部分を合わせて、約四十五坪あります。
建物の特徴は、豪雪に耐えられるよう曲がり梁(まがりばり)を要所要所に使ってあります。
材質はナラやケヤキなどの雑木で、山の傾斜で重い雪に耐え育った曲がった所を使っています。
曲がった形をしているチョウナという大工道具の名を取ってチョウナ梁ともいいます。
そして一本一本の材が太く大きく、ほぼ全てが強度の強い雑木を使用しているのが特徴です。
お地蔵様と千年大樹根(せんねんだいじゅこん)の由来
この大きな木の根は、もともと糸魚川市西海集落の旧山本、伊藤作家から数十メートルの竹林に、天を仰ぎ枝葉をいっぱいに広げ集落を見守り続けた大けやきでした。
昭和48年ころ雷に打たれたためやむなく倒木し、その樹根を後世に伝えたく今日まで建屋内で保存していましたが、豪雪のため、建物をとりこわすこととなり、よってきないや館駅長井上文夫氏に処置を託し、平成24年11月16日に大工4人、クレーン車、9tトレーラーで現地より運び出してこの地に運び入れ鎮座させたものであります。井上文夫氏が初めてこの樹根を見た時に、今もなお生き生きとしている姿に感動し、そこから力強さを感じ、想い浮かんだ言葉、「千年大樹根((せんねんだいじゅこん)」を、この大けやきの根に命名し、その根の中にお地蔵様を祀り置き、人々の夢や願いごとを叶えてほしいとの想いで夢地蔵(ゆめじぞう)と命名しました。
約850年~1000年もの間風雪に耐え育ち、今なお太くて大きくたくましい樹根から感じられるパワーやエネルギーは私たちに勇気と希望を与えてくれ、夢や願いをかなえてくれることでしょう。ぜひやさしくさわって手をあわせてみて下さい。 合掌
古きよき懐かしさ
江戸時代後期~昭和時代まで実際に新潟県糸魚川市早川郷の農村地区で使われていた農機具、糸魚川市の民家の生活道具が数多く展示してあります。
実際に動かしてみることもできます。
古美術品も展示しています。
早川郷の閉校になった小学校の備品も展示しています。
昔のくらしにはどんな道具が使われていたのでしょう、
昔のくらしの風習はどんなだったでしょう、
昔のくらしを思い描いてみましょう。
機械化した現在のくらしには便利なものがたくさんありますが、昔の人々が知恵を出して作っていた道具から、シンプルで自然にやさしい手作りのくらし方がみえてきませんか?
昭和芸能マニアにはたまらないレトロなブロマイド。
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地元で採れた新鮮な野菜をご用意しております。
なっちゃんのお酒いかがですか?
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